出版社内容情報
屋根は地域によってそれぞれ違う形があり、その素材もさまざまです。古今東西の屋根を見れば、その土地の様子まで見えてきます。もしも屋根がなかったら、日照りや大雨、雪のときにはきっと困ってしまうでしょう。屋根は家にかかせないものです。では昔の家の屋根と今の家の屋根はなにが違うのでしょうか。日本と西洋の家の建てかた、屋根の作りかたに違いはあるのでしょうか。屋根は地域によってそれぞれ違う形があり、木や石、草、竹、アシとつるくさを編んだものなど、その素材もさまざまです。古今東西の屋根を見れば、その土地の様子までが見えてきます。
小野かおる[オノカオル]
著・文・その他
内容説明
古今東西屋根の違い。
著者等紹介
小野かおる[オノカオル]
東京に生まれる。東京芸術大学美術学部油画科卒業。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員。絵本、挿絵多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
79
屋根の位置づけから始まって世界各国の家の様子などから屋根の作り方あるいはまた家のお守りなども非常にわかりやすく楽しいものです。屋根の原料などを説明してくれています。2017/08/10
遠い日
10
屋根はそれぞれのお国柄、土地柄を象徴するもの。気候風土、暮らしかたで、必要な屋根が変わる。屋根とともに、家の作りもそれぞれの地域の特徴を持つ。屋根から敷衍して、「傘」や「帽子」も小さな屋根と捉えたところがおもしろい。2018/07/16
lovemys
5
屋根だけでも、こんなに学べることはあるんだね。面白い。色々な風土にあったお家があるもので。楽しいなぁー。2021/06/15
けいねこ
3
やねのあれこれから世界の家を、文化や自然の違いを紹介している。東洋と西洋の家の建て方がならべて記されていて興味深い。もっと深く知りたくなる本。2018/07/08
かのん
2
日本の1550年ごろの家と今の家を比べると、つくりが違っているのに対し、西洋の1600年頃の家と今の家を比べると、つくりがそんなにかわっていない、という違いが面白かった。2018/07/20