出版社内容情報
数を覚えたこやぎはうれしくて、「ぼくはひとつ、きみでふたつ」と子牛や馬を数えます。「かぞえたな!」数えられた動物たちは、おこってこやぎを追いかけてきます。楽しい数のお話です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
67
数を数えることのできる子ヤギが牧場に住む他の動物たちに追いかけ回される話。数を数えることの意味が分からない他の動物たちが中傷されたと勘違いして子ヤギを追いかけるわけだが、繰り返し繰り返しそのやり取りが続くので滑稽で面白い。数を数える特技を活かして子ヤギが意外な役割を与えられるという終わる方も良かった。2020/02/08
sofia
26
林明子さんの描くすべての絵に人の顔など秘密の絵が隠されているのだって。ということで再読。でもわかるところとわからないところがある。2017/05/18
sofia
24
数を数えられたら怒るんだもの笑2017/04/27
みーなんきー
21
子ヤギが周りの動物たちを勝手に数えては、叱られて、その度に動物の数が増えていく、という単純なお話。けれど、毎回ぼくでひとつ、こうしでふたつ、かあさんうしでみっつ…と繰り返すので、数を覚えたての子供は繰り返しを喜んで真似するだろう。おそらく子供さんには人気の本。2019/05/06
ほーすけ
18
読み聞かせをしていた頃、セレクトに迷うとよく登場してもらいました。子供たちはまず、牛の親子で目をみはり、次から次への逃走に惹きつけられ、ぶたで大爆笑、最後に満足満足です。一見無意味な数を数える行為が、最後に大事な役目をはたしてくれます。でも、こんな大人の解釈を説明するのは無粋というもの。子供の心で楽しんでもらいたいと思います。林明子さんの明るい絵がアルフ・プリョイセンのお話に良くあって、何度読んでも変わらない楽しさに嬉しくなります。 2014/03/14




