感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
51
両親の留守中に、おねえさんのアイダが、ゴブリンにさらわれた赤ちゃんの妹を取り戻しに行く冒険もの。赤ちゃんの表情やぷにぷにとした肉づきまで、まるで西洋美術のようなリアリティある絵がめちゃくちゃ素敵です!!ゴブリンにさらわれていく赤ちゃんの表情と、すり替えられた氷の人形の表情との対比も可笑しくてたまりません。ゴブリンたちのまさかの正体にも、思わず吹き出してしまいました。ママ、お庭の東屋で何してんねん。笑2021/06/01
Willie the Wildcat
51
愛情、勇気、そしてちょっとだけ冒険。愛情の絆のホルン。どんな誤魔化しも効かない!心は留守を預かる”大黒柱”!?絵もそんな少し背伸びしたアイダの成長を感じさせる。一見宗教的な印象を与える画風。悪戯好きな妖精のゴブリンも、どこか憎めない!かな・・・。(笑)2013/05/05
gtn
36
血を分け合った者を守りたいという思いは本能。配偶者と会えない間、子を忘れ、呆然とするのも本能。2022/08/16
Totsuka Yoshihide
32
モーリス・センダック作・絵、わきあきこ訳。世界傑作絵本シリーズ。モーリス・センダック氏の作品と知り図書館で手に取る。ルネサンス期の宗教画のような印象を受ける。ゴブリンや赤ちゃんの顔が神々しくも少し怖く感じた。読友さんから教えてもらって再発見。部屋の窓はアイダの心情をら表しているんですね。ホーンパイプおどりがどのようなものかを知りたくてYouTubeで検索してしまいました。センダック三部作の1つとのこと。他の作品も読んでみたい。また「父さんがかえる日まで」との読み比べもしてみたい。2023/09/04
魚京童!
30
なんかわからんけど、すげー。2016/05/29