出版社内容情報
さあ、あつこちゃんも、おじいちゃんも、動物園のゾウさんもイルカ君も、上を向いて鼻の穴を見せて!……ユーモラスな絵と文で、鼻の役目を絵ときします。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
63
鼻の形が人それぞれ違うように、鼻の穴も大きさや形が違う。動物もそれは同じ。鼻の働き、役割、特徴から入って、もしその働きがストップしたらどうなるか?など小さな子にもわかりやすく、かつ笑える楽しい説明を読み終える頃には、すっかり鼻についての知識がついている。子ども達の興味を惹く鼻くそや鼻汁についても面白おかしく描かれ、読み聞かせる度その部分は大笑い。最後には鼻の中の構造をきちんと教えてくれるのでホッとしながら、ちゃんとオチも忘れていないのがいい。2013/07/24
chiaki
47
わが家の姉妹に読み聞かせ。表紙のインパクトが強烈で、かなり食いついて聞いてくれました。冒頭の一文にも!笑 姉妹で鼻の穴の形を観察し合い、あざらしやカバに憧れ、鼻詰まりの鼻声やはなくそ作成過程に大笑いし、和気藹々と読みました。シュールなラストもユーモアたっぷりでいい♡幼年から楽しめるとっても素敵な科学絵本です!2021/03/05
藤月はな(灯れ松明の火)
37
花粉症予防のために鼻の粘膜を炭酸レーザーで焼いた後(しかもこんがり、狐色に焼いた後の鼻の粘膜の様子も見た)に読んだんですが、こんな時に読む本じゃないぞ、これ(笑)鼻穴の形が人や動物によって違うところや鼻血の仕組みにふむふむ。それにしても鼻を摘んで「まみむめも」とかやってみたいぞ(笑)2015/02/02
Nat
36
妹にもらった本。鼻の穴についてあまり考えたことはなかったが、読んでみたら面白かった。鼻の穴について詳しく知ることができる。2025/01/16
ゆか
36
読友さんの感想を見て。こういう科学、医学的絵本は、自分が小さいころは、もちろん、子供の読み聞かせにも、落としてしまっているジャンルです。鼻の穴の中に朝顔の種をずーっとしまっておくと、たねがどんどんふくらんできて、たねからめがでてきて、はながとてもいたくなってしまうのです。とありますが、本当にそうなるのかやってみようとする子はいないのか心配です。花粉が飛ぶこの時期に、読んでみました。2014/03/10