出版社内容情報
1年の300日以上をフィールドですごす昆虫写真家の、12年に及ぶフィールドノートとともに、その時々に見られた昆虫の不思議な生活、驚きに満ちた行動を1700枚の写真により紹介。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
虫たちがいるから地球はパラダイス。1700枚の写真で見る虫たちの素顔。
目次
きれいな花にはクモがいる―花で獲物を待つハナグモたち
小さな怪物君―チョウやガの幼虫の顔
紋当てゲーム―ナミテントウの羽化
おしゃれな水玉模様―ナミテントウの紋様のいろいろ
団子になるからダンゴムシ―オカダンゴムシ
瞬間必殺術―ヒキガエルに食べられるダンゴムシ
花の上のファッションショー―花に来るチョウ
友情関係―アリとアリマキ
虫にもムシがつく―ダニ
変身―モンシロチョウ・幼虫からさなぎへ
大変身―モンシロチョウ・さなぎから幼虫へ
ぼくらは兄弟300匹―カマキリのふ化
母親の愛―卵を守るハサミムシ〔ほか〕
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- 評価
虫だらけ!?本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
78
小さいころに叔父から頂いた本。子供心にいろんな昆虫がいるんだなと知った。てんとう虫ってなんか不気味だな。2010/06/28
にゃんた
28
とっても楽しい本。勉強になる。季節の移り変わりとともに月ごとにその時々タイムリーな昆虫写真がいっぱい。知ってる虫、知らない虫、その生態、卵、孵化、幼虫、脱皮、羽化、こういうの真近で見たいと思いつつ、ページをめくる。こないだ我が目で見たトノサマバッタの産卵写真もあって、ああ、土の中で産ませてあげたかったなーって感慨にふけったり。この本凄くいい!図書館本だけど我が家に置きたくなった。2021/07/05
のぶのぶ
18
図書室本。この本、欲しい!!理科では、確実に使える。チョウやセミ、トンボの羽化ももちろん、サナギへの変身、カマキリの幼虫から成虫へ羽が生える、餌に捕獲等々。撮された写真は琵琶湖の西の里山のフィールド。何て豊かなのだろう。我が家も建て替える前、ミカンや柿の木があり、昆虫がいっぱいいた。カミキリも様々のテントウムシも、ニイニイゼミも、今は、本当にいなくなっている。クモがいないということは昆虫もいないことらしい。石蔵があったときは、ジグモもいたなあ~。今森光彦さんは、カメラを持った現在のファーブル!!2016/07/16
遠い日
14
子どもたちと楽しんだ本。上の子の愛読書&蔵書。虫が好きな子だったので、なにかというとひっぱり出しては読んでいた。今森さんの写真が満載で、解説のことばも子どもたち向けに易しく丁寧で、親切な図鑑だと感じる。月ごとのカレンダー式(冬は12、1、2月とまとめている)で、記事は豊富。虫の生態、卵、色、形、生息場所……とにかく、生きものとはよくできたものだと感心するばかり。ページを折ったあとや付箋がついたままだったり、子どもがたどった時間を、ちょいとタイムスリップして覗いた気分です。2013/04/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
小学校3年生ブックトーク【本を調べよう 生き物ブック】図鑑の使い方や身近な虫たちの絵本を紹介。図鑑といってもいいのでは?と今森さん推ししてしまいました。2022/06/28
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