出版社内容情報
ともことたかしの宝物くらべ。次々と紹介されるのは、抜けた歯、鍋のつまみ、といった珍妙なガラクタばかりです。でも、読んでいくうちに、それらがほんとうに輝いてくるのです。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほのぼの
41
姉ともこ(6歳)と弟たかし(4歳)がそれぞれに自慢の宝物をくらべっこ。笑える〜。子どもの頃の宝物って確かにこういう物だった、って懐かしくもある。大人が要らなくなった物も子どもにとってはお宝。たいていお姉ちゃんが先にブン取ってしまい、弟は代替品(?)で我慢する。w「とりかえっこ」の交渉には笑った。おまけ「おかあさんにすてられちゃった」宝物の羅列が凄まじい!【とかげのしっぽ】【ふらいどちきんのほね】…そりゃ捨てられるよ。(笑)すべてひらがなで絵が多め。新一年生にお勧めです。2025/03/27
かおりんご
34
読み聞かせ(289)児童書。二人の宝物のうち、どれが欲しいかという話で盛り上がりました。男の子は、やっぱりたかしくんの宝物に興味津々。大人からしたらくだらないものでも、子供には大事な宝物なんだなと思いながら読みました。2015/01/26
gtn
29
お父さんが医者にもらった歯形や、銀行の景品、トイレットペーパーの芯など、姉弟の宝物にリアリティがある。お母さんが高校時代の学生証もその一つ。住所欄に小平市鷹の台とあるが、著者も西武沿線にお住まいなんだろうか。2023/02/16
刹那
20
2年生の次男の国語の教科書に、「この本読んでみよう」というところがありそのうちの一冊。思ってたより面白かった。長男も気に入りそう(笑)2015/01/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
姉弟でお互いに宝物を自慢(紹介?)しあうおはなし。一人読みに良い児童書ですが、是非大人にも読んでほしい。懐かしさを語りながら(お母さんはね、〇〇が宝物だった!とか)、一緒に読んでほしいです。あの頃の私の宝物…いつの間にか無くなっていて、気づかないってことは熱が冷めてしまっていたということですね。子どもたちの宝物、捨てないで…無理ですわ!(笑)2021/06/21