出版社内容情報
100年前、大噴火によって生物が死に絶えたクラカタウ島。やがてその島に生物が移住してきた。どこから? どうやって? 世界中の生物学者を驚かせた現代の「天地創造」の物語。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
1883年、インドネシアのクラカタウ島は大噴火を起こす。島半分が消失し「生物の消えた島」となったが、再び生物が生息していく島の再生を書かれたもの。自然の力、生物の力強さは本当にすごい。しかし、2018年12月に再び大噴火し島の半分が消失した。2021/05/22
HIRO1970
30
⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。2016/04/29
ヒラP@ehon.gohon
21
火山噴火によって土地が削られ、生物も植物も全滅してしまった小島が、緑におおわれ、動物が生息するようになった過程が描かれています。 草木の種が流れ着くまでの道のりが長く感じられた後は、次第にいろいろなものが加速していく様に、生物のたくましさを感じました。2020/05/24
花林糖
20
(図書館本)インドネシアのクラカタワワ島が、1883年の大噴火で島の半分が消失し再び緑に覆われるまでの島の再生物語。調べたら2018年12月に再び大噴火があり再び変形していましたが、また徐々に再生されるのでしょうね。2020/10/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
『かがくする心の絵本100』 https://bookmeter.com/books/349515 で知った本。 約120年前にインドネシアのクラカタウ島が大噴火し、死の島になってしまいました。けれども今では森ができ自然豊かな島に蘇り、動物たちも暮らしています。なぜそうなったかを分かりやすく書かれた科学絵本です。<新しい世界の扉をひらく>2021/04/30