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内容説明
東京五輪、世界中を魅了した女子体操の金メダリスト、ベラ・チャスラフスカ。一躍ヒロインとなったが、その後、過酷な時代の渦に巻きこまれてゆく―。取材・執筆に約5年。訪れた地域は世界各地にまたがる。その果てに辿りついたものは…。著者がもっとも愛着があるという“この一作”(『ベラ・チャスラフスカ』)。時代を象徴するマラソンランナーをとりあげ、レースと共に彼らの思考や生き方を描いた『マラソンランナー』を併せて収録。本作は、マラソンランナーを通して見た明治から現代に至る日本人の精神史でもある。
目次
ベラ・チャスラフスカ―節義のために(旅へ;寒い国のバラ;東洋の娘たち;春、そして冬;復活と悲劇と;帝国に生きて;自由ロシアの子;メキシコの花嫁;白い妖精;歌声は消えず;狐の森)
マラソンランナー(坂の上の雲;苦い勝利;アトムボーイ;完走者;貴公子;朗らかランナー;遠いロード;ジョガー娘)
著者等紹介
後藤正治[ゴトウマサハル]
1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物などの分野で執筆を重ねる。『空白の軌跡』で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2007年より神戸夙川学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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