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内容説明
四男テイラーの場合―兄たちがそろって前言を撤回し、富を捨てて愛を取った今、フォーチュン帝国のすべてが末っ子テイラーの双肩にかかってきた。この最後の御曹司は、兄弟の中でもいちばん謙虚ではにかみ屋、心やさしく、少々浮世離れした発明マニアだ。幸い女性に縁はないので、兄たちはほっとひと安心していたが、祖母のジェシカはこの四男をほうっておくつもりはないらしい。彼女は火の玉のような溌剌女性、アリをテイラーに差し向けた!万一テイラーまでが結婚することにでもなったら、フォーチュン家の財産は一族の手を離れることになってしまう。このばかげた遺産騒動に、大団円ははたしてやってくるのだろうか。