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内容説明
講演会、サイン会、ラジオ出演…。はじめて書いた本の宣伝ツアーのさなか、サラが、テレビの花形キャスターでスキャンダルの絶えないプレイボーイ、ロスに出会ったのは不運だったのかもしれない。「テレビのなかのぼくはほんとうのぼくじゃない」だから、信じてほしいと彼は言う。信じられるものなら信じたい。サラも彼を愛しはじめているのだから。それなのに、なにげなく口にした彼女の一言にロスは顔色を変えて去っていった。二つの顔を持った、まるでジキルとハイドのような彼…。サラの動揺ははげしくなるばかりだった。