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内容説明
私立探偵に頼るような事態が自分に起きるとは、バーバラ・エマーソンは思ってもみなかった。だが今、万策尽きて、私立探偵に頼るほか、残された道はない。バーバラはまだ二十代だが、彼女には十六歳の娘がいる。自分が産んだ子供ではないが、ジャッキーをわが子として、心から愛している。突然の事故で夫が亡くなるまでは、義理の娘との間も順調で、三人はとても幸せな家庭を築いていた。ところが父親を失ってからジャッキーの生活は急速にすさみ、娘は義母に対してひどく反抗的になっていた。そして、とうとう、そのジャッキーが家出してしまった。どこを捜しても見つからない。こうしてバーバラは、得体が知れない感じの私立探偵ダニエル・マックギンと二人で、メリーランドからフロリダへ、ジャッキー捜しの旅に出る。