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内容説明
「あなたには息子がいますよ」ラファティ家の莫大な財産を受け継いだタイのもとには、女性たちからの脅迫めいた情報がひきもきらず寄せられていた。訴訟ざたで脅されるのも初めてではないが、今度はかなり巧妙だという気がする。相手は高校時代のガールフレンド。あのころの軽い遊びが、こんな結果を生んでいたとは。息子は養子に出され、いまは養母と二人暮らしだという。とにかく自分の目で確かめたいと、タイは出かけた。息子の名はネイサン。養母の名はレイチェル。養母は思いがけず若くて魅力的な女性だった。身分を隠して親子に近づいたタイは、ネイサンを一目見て“ラファティ家の顔”だと認め、反抗期の少年に自分の少年時代を見る気がした。それぞれがそれぞれを意識して、妙な三角関係ができつつあった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ある意味シークレットベビーなんだけど、富豪のヒーローがある日突然、高校生の時に付き合っていた女性から子供がいることを知らされる。そして子供は養子に出されており、養父が無くなったので援助して欲しいという趣旨だった。疑いながら息子かどうか自ら赴いたが、若い養母に惹かれ、自分にそっくりな少年を見て息子だと確信する。両方を手に入れようとヒロインに言い寄り言いくるめ結婚までするも真実を告げないヒーローに読んでてイライラした。自ら会社を興して成功した人物とは思えないグダグダで、最後までンーって感じでした。2020/06/28