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内容説明
「ピーター・トーマス・バーンズ―彼はいったい何者なの?」選挙キャンペーンのコルタントであるマギー・マッグローは、同僚のテッドが古道具屋から購入した、木製のキャビネットのなかに入っている書類を見てつぶやいた。卒業証書、出生証明書、それから1枚の写真…。そこには、筋骨たくましい日焼けしたハンサムな男性が写っている。でも、キャビネットを古道具屋に売り出すくらいだから、バーンズはもうこの世の人ではないだろう。そうだわ、この書類をひとそろい彼の身内に返さなければ…。考え考え、マギーがビルのバーでお酒を飲んでいると、写真のなかの男と生き写しの人間が目の前に現れた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒーローのことを勝手に金持ちのボンボンだと思い込んだヒロインの気持ちは理解できたけど、仕事となるとプロではない。ヒーローに押し切られたとは言え、敵の選挙関係者と隠密にデートを重ねてたら、職業倫理に反してるよね。従業員も一人とはいえ抱えてるのに、責任感が薄すぎだし、選挙対策を任される人間が、金持ちがこぞって出かける祭りにヒーローを誘って出かけたのも、どうなのよって感じだった。30年前の作品だから、辞めますの一言で済んでるけど、今なら賠償訴訟を起こされても仕方ない行動で、更にヒーローが弁護士って無理すぎる…2018/03/21
こえん
0
選挙戦、対立する陣営同士の仕事に関わってるH/H。ヒーローが語る、ヨットでの世界一周の夢を聞かされたヒロインの反応が楽しかった。選挙戦のネガティブキャンペーンに対する有権者の反応を力説するヒロインがなかなか。2010/05/10
くろうさぎ
0
選挙によって裂かれてしまう二人だけど、、2009/12/23