内容説明
ぶつかる!そう思ったときはもう遅かった。ミラはクラシックカー、マダムXを運転していた。父の唯一の遺産、そして、今は家を救うための財産だった。高く売るためにもコンクールに出品して、栄えあるブルーリボン賞をとらねばならない。それなのに事故に遭ってしまった。しかも相手のブレット・フレッチャーと名乗る男は、クラシックカーの価値などいっこうに解しないようだ。ミラは修理代を請求するが、彼は嘲笑するだけだった。憎らしいブレットのはずなのに、見つめているとミラはなぜか心ときめくのだった。
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