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内容説明
ジョン・テイラーは今も亡くした妻が忘れられなかった。妻として母として理想的な女性だった彼女の分まで、残された子供たちのためによき父親であろうと努力している。だが、この五年間向かいの家に住んでいるシェリーときたら、娘をかえりみず、仕事を優先するばかり。彼は腹だたしくてならない。一方シェリーは、ジョンが苦手でたまらなかった。女手ひとつで娘を抱え、必死で生きているというのに、彼はいつも非難するような目を向けてくる。なのに、また仕事のせいで彼に娘の面倒を見てもらうはめに。シェリーはジョンの冷ややかな目を覚悟した。ところがなぜか、彼はやさしくシェリーに笑いかけてくる!何かあると感じながらも、シェリーは思わず笑みを返していた。それは、ふたりの五年間のわだかまりが解け始めた瞬間でもあった。
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