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内容説明
医者になって二年、ヨハネスブルグの総合病院で医療に取り組んできたジェシカは、医者の本来のあり方を求めて奥地の小さな町ルイヴィルの診療所で働く決心をした。父の反対は予想したが、告げる前に契約は済ませてしまった。案の定、父は激怒した。兄グレゴリーが工学を選んだため、父の期待はすべて、後を継いで医者になったジェシカに向けられていたからだ。父の賛同は得られないまま、ある七月の朝、ジェシカは希望を胸に抱いて新天地へと旅立った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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男尊女卑が罷り通っていた、携帯もない時代の話。大病院では医師と一人前としての仕事を与えられないことに不満を持ち、田舎で全ての症例に携わる本来の医師の仕事につくことに。雇い主と同僚の雇われ医師がいるがそちらが愛人を持つ男で、村では女癖が悪いと評判だった。女は感情的で判断が甘いだの、体力がなさそうだのと嫌味を言われるが、惹かれる気持ちは強くなる。雇い主に孤児となった少女を紹介したりおせっかいも焼くが決して嫌味ではないヒロイン。ヒーローは大人気ないとしかいえない。どこがいいのか最後まで理解できなかった。2025/01/04
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