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内容説明
海岸で砕ける波がダイヤモンドのように輝く小さな湾は、レイチェルが住む古い屋敷を優しく包み込んでいる。都会で取材記者として働き、危険と隣り合わせだった日々が、今はもう遠い昔に思える。非業の死を遂げた夫の顔も、おぼろになりつつあった。そんな平穏で静かな生活に、ある夏の暑い夜、思いがけない同居人が加わった。星明かりの下を歩いていたレイチェルは、海に漂う人影を見つけ、必死に波をかき分け助けあげた。男は全裸で、肩には銃創が…。人は理由なく撃たれたりしない。犯罪者?麻薬の売人?テロリスト?さまざまな想像が頭を駆けめぐったが、なぜか警察に連絡する気になれず、まるでかくまうように、彼女は一人暮らしの家に彼を運び込んだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菫子
21
諜報員シリーズ2作目。ケル・サビンが主人公!影のように存在を消して生きる謎めいた凄腕の美形スパイが美しい海の波打ち際に打ち上げられる!ロマンチック!レイチェルとジョー(犬)が力を合わせて引きずって家の二階のベッドまで運び(不可能では??)、ハニー(友人の獣医)に手術してもらって看病する。ケルが昏睡状態の狭間に名を尋ねられて「ぼくのもの」と言ってレイチェルの胸を触るシーンや『炎のコスタリカ』のジェーンの言動など楽しいけど全体的には大人っぽいしっとりと美しいロマンスでした。孤独なスパイが愛を恐れ悩み別れを→2019/06/15
くろうさぎ
0
諜報員のヒーロー。「炎のコスタリカ」のヒーローの同業者です。犬のジョーがいい味だしてますね~~。駆けつけてくれた伝説のプレイボーイのジョン・ラファティー!「瞳に輝く星」のヒーローですよね!まだ、ミシェルが家に帰ってない頃の話なのね・・・。2009/12/18
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