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内容説明
農場主コナー・オニールとサマンサの一人娘サマーラが、フランスに行く兄の船〈サマーラ号〉に内緒で乗り込んだのは、ただ冒険がしたかったからだ。対英戦争の真っ最中の一八一二年、アメリカ船にとって、海上は危険きわまりない戦場だった。敵は強大なイギリス海軍だけではない。私掠船と呼ばれる軍公認の海賊船が横行していたのだ。サマーラ号は、そのイギリス私掠船に襲われ、熾烈な闘いの末、敵の手に落ち、サマーラも捕虜となった。私掠船の船長は、リース・ハンプトン。かつてこれほど魅力的な男がいただろうか?だが、リースは海賊で、敵のイギリス人。彼を愛することは許されない。サマーラは禁断の恋から身を守るため、兄の妻と偽ったが。
感想・レビュー
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- 海のふた 中公文庫