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内容説明
トニアが浜辺でのんびり日光浴をしていると、一人の男が近づいてきて突然言った。「彼との結婚は絶対に許さないからな」結婚?彼?トニアには何のことだかさっぱりわからない。聞いてみると、この男はハンク・タイソンの甥とのこと。トニアは先月からハンクの執筆作業を手伝っているが、単なる雇い主と使用人の関係だし、ましてハンクは老人だ。どうやらまたハンクお得意の悪戯らしい。甥をかついだのだ。今ごろ遠くの窓から双眼鏡でのぞいて、大善びしているに違いない。だが彼女がそう言っても、男は納得せずに不信の目を向けるばかり。