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内容説明
キャスリンは21年間父に命じられるままに生きてきた。父は権力を何よりも愛している。娘に対する愛情は上べだけで、欲しいものを得るための道具にすぎない。ある日彼女は今度のパーティでルークと親しくなるように言われた。父は彼と河岸の倉庫の取得をめぐって争っており、娘を罠に彼を落とし入れようというのだ。それを知った彼女はパーティをだいなしにして父の怒りを買う。その時救ってくれたのはルークだった。本当に幸せになるためには今の自分から抜け出さなければ。彼の言葉に、キャスリンはとうとう家出を決心した。