シルエット・ディザイア<br> こんなにも愛されて

シルエット・ディザイア
こんなにも愛されて

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17X11cm
  • 商品コード 9784833525688
  • NDC分類 933
  • Cコード C5297

内容説明

ランバート家の次女、フレドリカは、ついに五人姉妹唯一の独身になってしまった。大好きなスリングが結婚を申し込んでくれたらすぐにでもイエスというのに具体的な話になるまで進展しないのだ。ある日、幼なじみのピッグことコリン・キルガロンとパーティに出かけた彼女はふいに彼を男性として意識しはじめる。ただやさしいだけの人かと思っていたけれども男性としても、魅力的なんだわ。でもやっぱり、いちばん好きなのはスリング!そう思い込んでいるフレドリカが彼女を愛し続けてきたコリンの気持ちに気がつくのは、いつのことだろう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

29
再読。読んでいてふと疑問に思ったのが、ヤンキーという言い方。テキサス州に住む人はそうじゃないのね?南北戦争の北軍だった州に住む人がヤンキーと呼ばれるのか。無知なわたしはアメリカ人全体をヤンキーと呼ぶのかと勘違いしてました。そういえばロマンス小説では南部紳士という言葉もよく出てくる。アメリカ合衆国、アメリカ連合国。ばらばらだったこれまでの知識がちょっと形になる。でもそれだけでは足りない。思いがけず真面目にあの辺りの歴史を勉強するきっかけになりました。2016/10/25

糸車

26
タイトルそのまま。大学院まで卒業しアフリカで平和活動をしたりする割に世間知らずで家族に過保護に愛されているヒロイン、33歳。夢見る少女のまま育っちゃったのね。彼女をずーっと愛していた幼馴染みのヒーローが実にいい味出してました。ヒロインの両親や姉妹の夫達まで彼の応援をしていてにんまり。独身男性がうっかり地元の薬局で買い物をしたら瞬く間に噂になっちゃうようなテキサスの田舎町。南部紳士として愛する女性の名誉を守りつつ、がっちり自分のものにするべく誘惑するのも大変な苦労なのね(笑)。ほのぼのロマンスで和みました。2016/08/29

キッチンタイマー

9
ラススモールの古い本なので本の裏表紙に50円の値札シール貼ってあった。中身はいい感じ。豚のぬいぐるみが好きだった幼馴染のピッグはずっとフレッドを愛してる。でもフレッドは幼馴染のスリングのプロポーズをずっと待ってる。フレッドはピッグの気持ちに気づかない。さて物語は、ピッグの名前がコリンだと知られてから動きはじめる。スリングはいう。そう、コリンか。ずっと気になってたんだ。本名は何だろうって。例えば塀をよじ登ってる時とか?……それと同時にフレッドもフレドリカを名乗りはじめ2人は大人となる。ふむ。33歳か。2017/03/02

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