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内容説明
法律事務所の秘書として堅実な生活を送るボニーは、素敵な相手との幸せな結婚を夢見ていた。先ごろ、若きアカデミー賞女優と婚約した、裕福で慈善家のマクナリーは、まさに理想の男性だ。そして奇しくもボニーは、その女優と瓜二つだった。ある日、工事現場の脇を通っていた彼女は、落下してきた板に頭をぶつけて気を失う。気づいた時には、自分が誰かさえ思い出せなかった。病院に運ばれ、不安な心を抱える彼女の前に、一人のハンサムな男性が現れる。彼こそ、長い間さがし続けていた相手だわ!ボニーはマクナリーを見るなり、そう直観した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
増え続けるロマンス小説は既読で特に好きだからいつで読めるように本棚に並べる本、たまに読みたいからカゴに入れて本棚の隅っこに積み上げて保管する本、未読で本棚に置く本、未読だけどいまいち気乗りしないのでカゴに入れて部屋の隅っこに放置する本と分類している。これはハーレクインを読み始めたばかりの頃に読んで、思い出したらカゴから引っ張り出して再読する本。控えめだけど誠実で前向きなヒロインが素敵なのです。2016/12/25
糸車
17
何度目かの再読。お金持ちのヒーローはどうしてあんな性悪な女性にころりと騙されてしまうんでしょう。悪女ならば、その抜群の演技をずーーっと続けておけばいいのに、とつい思う。あ、でも無理か。目当てのものを手にしたら本性さらけだすほうが楽だわね。徹頭徹尾自分本位。それに対してヒロインは律義で高潔、素直で謙虚、さらに前向き。同じ顔なら、こっちの方がいい、っていうのは誰でも分かるのに、出会うタイミングが悪かったのね、などと思う。ヒロインのようでありたいな。派手な生活よりも、人から信頼され、好かれるほうが絶対いいもの。2013/06/11
me
1
ヒーローがヒロインを自宅に連れて行くあたりはご都合主義だけど楽しく読めた。ヒロインちょっと可哀想だったけど、ヒーローに認めてもらおうと負けずに頑張るのであまり悲壮感はなかった。ヒーロー視線も多く、ヒロインを愛してしまう葛藤やらアツイ思いが伝わってきたので良かった。手軽に読める1冊。2019/05/28
くろうさぎ
1
コミック見たら、読みたくなって再読。2013/05/13
くろうさぎ
1
記憶喪失になり、行くところのないヒロインは、ヒーローが婚約解消した高ビーな女優に間違えられて、、、読んでると、ヒロインがあまりにも可哀想で、涙が出ます・・・。(ToT)ヒーローがもっともっとはいつくばってでも、謝罪すべきじゃ・・・?周りの人たちもヒロインに謝って欲しいわ~~2012/09/11