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内容説明
大作曲家を父に持つマリーナは閉鎖的な生活を強いられてきた。過保護で支配的な父は、初恋の相手との仲をも引き裂いた。その父が病死し、マリーナはかつて住んでいた土地に戻る。わたしは誰にも支配されない自分の人生を歩いていくわ。家を改装しクリスマス用品を売る店を開こうと、施工業者に相談した彼女は愕然とした。内装を任せられるのはリード―かつての恋人だけだと言われたのだ。あの人はわたしが依頼する仕事を受けてくれるだろうか。覚悟を決めたマリーナは、リードに会いに行く。だが、十年ぶりに再会した彼の態度は想像以上に冷酷だった。彼は、マリーナは自分を捨てたと誤解し彼女を恨んでいたのだ。