シルエット・ロマンス 勇気をほんの少し

ケイ，ゲイル【著】〈Ｋａｙｅ，Ｇａｙｌｅ〉/川添 萌子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（1994/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 155p／高さ 17cm
• 商品コード 9784833522229
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

デンバー郊外。トリシャは、念願の自分のブティックを軌道にのせるために何年も懸命にがんばってきた。それなのに、あんな下品な男たちに店をだいなしにされるなんて。店の真向かいで始まった建設工事の作業員たちが彼女や大事な顧客にまで、ひわいなからかい言葉を投げるのだ。断固抗議してやめさせるわ、あの野蛮人たちめ。トリシャは建設会社の移動事務所へ乗りこんでいった。現れたのは、社長兼現場監督のロイス。たくましいからだに青の作業着がセクシーだ。トリシャの訴えを聞いた彼は、微笑んで彼女の襟元のしゃれたヒョウのピンに手をふれて言った。「部下たちがからかうのも無理はない。きみはまったく魅力的だ」トリシャは胸の谷間に冷汗が流れるのを感じた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ととめ]

幼少期に妹の死に関わったトラウマから子供が苦手なブティック経営ヒロイン。７歳の息子を引き取ったばかりのバツイチ建設会社社長兼現場監督ヒーロー。反発しながらも惹かれ順調に進むんだけど、子供が関わると恐怖心が抑えられないヒロイン。誤解されたり後悔したり、でも頑張るヒロインにホロリ。ヒーローも息子第一でいい人だった。息子は素直で可愛かった。前半はついつい表紙イラストの男女で脳内再生してしまい、ちょっとヤバかった。

2017/04/21