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内容説明
そんなばかな。レイチェルは思わず叫びそうになった。不幸な子供時代、少年院送りの過去を持つレイチェルは、運転手として雇われているパリー家のわがままな孫娘にはめられて、宝石泥棒の濡れぎぬを着せられようとしている。身の潔白をあかそうにも、前科者という目で皆が見る。その窮地を救ってくれたのが、客として招かれていたモンタナの牧場主ローガンだった。孫娘のしわざだと彼が助け船を出してくれて、その場は収まった。しかし、レイチェルは反論も許されず解雇されてしまう。「家政婦をさがしているんだ。ぼくのところに来ないか?」行くところもなくなった彼女は、ローガンのその誘いに乗ろうと決意した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
16
この画像は一体何だ。←さんざん検索してやっと出たのがこれ。不幸だった子ども時代の経歴がついて回る中、周りと壁を作り必死に自立して来たヒロインが痛々しい。裕福な育ちなのに人を貶めることで自分の立場を誇示するイケズな脇役、最低。救いの手を差し伸べてくれるヒーローが良い人なんですが、頑固でプライド高くヒロインを愛しているのに言い出せずヤケになって暴れ馬に乗って落馬する場面にはらはら。心配していたヒーロー家族もヒロインの為人を知って受け入れ優しくしてくれるのでほっとした。肩の力を抜いて幸せになって欲しい。2022/09/27