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内容説明
「卵?いったいなんのこと?」亡きおばが残してくれた屋敷にやって来たケイトは、けげんそうに家の修理にきた便利屋のドン・クレインに尋ねた。「ファベルジュの卵だよ。知っているだろう?あの伝説の卵さ」ファベルジュの卵!ロシア皇帝がつくらせた宝飾品で、三百万ドルはすると言われているものだ。そんなものまで、わたしが相続したなんて!シカゴに住むケイトは、のどかなノース・ロッシー村にある屋敷を相続したものの、修理後売却するつもりで見にきたのだ。しかし卵のありかがわからない以上、屋敷を売るわけにはいかない。そしてさらに彼女の心を惹いたのは、土の香りのするドクだった。ケイトはしばらく滞在して卵を探すことにしたが…。