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内容説明
最も信頼するボスの弟は、最も信用できないタイプの男だった。キャスリンは冷静で有能な社長秘書。ある日、ボスのサー・チャールズに頼み事をされた。二週間の出張の間、弟ニコラスの面倒を見てほしいというのだ。彼は海外で取材中に大怪我を負い、退院したばかりだが気難し屋で、すでに三人の看護婦を解雇してしまっていた。困ったサー・チャールズは、最も信頼している秘書のキャスリンならうまく弟を扱ってくれるのではと考えたのだった。断りきれず、キャスリンはしぶしぶボスの豪華なフラットを訪れた。思いがけないことに、ニコラスはグリーンの瞳が魅惑的な男性で、真剣な恋にはまるで興味のないプレイボーイだった。彼はキャスリンに強引にキスをし、誘惑しようとする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
7
romacoさんがうまく感想をまとめていらっしゃるので何も書くことはない・・・という訳にもいかないのでしばし黙考。ヒロインは一緒に働いているボスにプライベートな頼み事をされるほど信頼されているし、そして弟のヒーローにも一緒に過ごす短い間に心を開かせ信頼を得ているというのが素晴らしい。彼女の率直さがなければ兄弟間の深い溝は埋められなかったと思うし、同じことを他の人が言ったとしても彼らがそれを受け入れることはなかったんじゃないか。愛と信頼が人を変えるのね。最後の最後にデレるヒーローがなんだか可愛らしい。2014/06/05
romaco
1
★★★ サーの称号を持つボスに頼まれて、海外取材で怪我をしたボスの弟ヒーローの世話をする事になった秘書ヒロイン 最初の方のヒーローの態度が半端なく酷い 怪我に同情しつつヒロインも負けずに毅然とした態度を取ってるからいいけど 結局兄弟揃ってヒロインに救われた感じかな 2012/06/26