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内容説明
リンジーとティムの新婚生活はばら色だった。両親を早く亡くし、思春期を孤児院で過ごしたリンジーだが、ティム・ラムズデンと愛し合い、卒業と同時に結婚した。しかし、ばら色の日々は長くは続かなかった。ラムズデン家は裕福な上流階級の名家で、一人息子のティムが一族の事業を継がないのはリンジーのせいだと、貧しい育ちの娘にひどく冷たい。彼女が仕事を続けていることで、すれ違いもずいぶん多くなった。でもリンジーは、愛がどんな障害をも克服してくれると信じていた。彼女が出張から帰った日、夫のティムがわが家の居間で、金髪の美しい女性を抱いているのを見るまでは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
20
裕福でひとりっ子のボンボン育ち、働かなくても特に困らないし焦りもないヒーロー。孤児院育ちでバリバリのキャリアウーマンのヒロイン。別居に至ったきっかけは些細なことでも、育った環境や価値観が違うと気づくことの積み重ねが若いヒロインには重かった。お互い頑固だしプライドが高いので意地の張り合いで5年、再会してからも素直じゃないったら。胃に悪いわ。巻き込まれたロバートが気の毒…。彼にも幸せが訪れますように。荻丸さんのコミックはもう少しマイルドにまとめられていてハッピーエンドまでの経緯が自然でうるっと来ました。流石。2021/12/16
ぽこ
6
金持ちの息子と結婚した、労働者階級のヒロインの話。ヒロインは仕事重視で家庭をおろそかにしたため夫婦関係がぎくしゃくし、夫が幼馴染とキスしているのを目撃してしまう。そこから長い別居生活が始まり、お互いに浮気相手も作って、どうなることやらと思ったけど、最後はうまくまとまった。どちらが折れるのか、興味津々で読みました。2016/01/18
サティーシャ
1
裕福な上流階級の息子のティムと労働者階級で孤児のリンジー。卒業と同時に結婚したが、幼馴染の女性キスしている夫をみて長い別居生活。仕事で成長し自信を持ったヒロインと企業買収のことで連絡を取り合うがお互いの別の相手が絡み合い・・・意地の張り合いだった。2016/09/18
romaco
0
★★★★ 登場人物の絡み具合が読ませる ロバータ・レイの話は面白い2011/01/17
くろうさぎ
0
ヒーロー親友の｣妹ももっということ考えて欲しいなぁ・・・。嫉妬なのかしら？2011/01/27
