内容説明
ホモ・サピエンスの誕生から、現代社会の行く末まで。人類学の知見を通して、人間や人類社会の「常識」や「あたり前」を疑い、再考する。
目次
はじめに 本書のねらい
第一章 自然からの解放
第二章 ヒトなる種
第三章 生存環境の創造
第四章 文化の大爆発
第五章 技術による解放と支配
第六章 多元的世界を生きる
第七章 知識と感覚のバイアス
第八章 性をめぐる身体と社会
第九章 社会が生み出す病
第一〇章 曖昧になる生と死
第一一章 拡張する社会
第一二章 人類社会の行く末
おわりに ヒューマニティの意義
著者等紹介
大西秀之[オオニシヒデユキ]
専門は人類学、政治生態学。同志社女子大学・現代社会学部・教授。奈良県生。北海道大学大学院文学研究科単位満了退学。博士(文学)・総合研究大学院大学人間文化研究機構総合地球環境学研究所上級研究員、同志社女子大学現代社会学部准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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