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内容説明
職も恋も失ったばかりのロスにとってマヨルカ島での二週間の仕事は悪くない話だった。収入を得られるだけでなく、失恋の痛手もいやせるとしたら…。島に住む女流画家の館で客をもてなすというその仕事を引き受け、ロスはイギリスからパリ経由でマヨルカ島へ向かった。ところがパリの空港はストで全便欠航。そこへ、画家の館への案内役の男性キール・ヘネシーが現れた。彼は有無を言わせずロスを空港から連れ出すと、タクシーを飛ばして列車に飛び乗り、またタクシーを走らせて港へ、そこに係留されている自家用の大型ヨットへと引っ張っていった。