内容説明
「子供に愛される」教師になりたい!「教師の適性」を模索する旅に出た「9人の若者たち」。中国・敦煌の教育ボランティアで彼らは「何を」見つけたのか。
目次
第1章 「教師としての適性」を模索する旅(「憧れ」だけでは教師になれない;中国の小学校で教育ボランティア活動をしよう ほか)
第2章 僕らはなぜ、教師をめざすのか(狭き門にチャレンジする若者たち;石原通雄―僕は「いじめられっ子」だった ほか)
第3章 「楽しい授業」への挑戦(「リーダー」石原の焦りと孤独;「やりたいこと」と「時間枠」の厚い壁 ほか)
第4章 子供の自主性を引き出したい(なかなか描き始めない子供たち;大凧づくりが生んだ連帯感 ほか)
第5章 僕らは「何を」見つけたのか(あの大凧のような教師になりたい―石原通雄;「教育実習」では気づかなかった「自分の弱点」を発見して―井手直生 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュンスケ
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中国の小学校へ教えに行く。 凧揚げや料理など様々な分野に分かれて協力しながら作り上げていた。 何かに一生懸命になること その経験が欲しい2017/11/28
葉
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教師を目指す人は子供たちに学びや創造性を培わせること、そして正しい道徳心を持たせることが重要であると考えている。前者は盛んに書かれている内容だった。グループでの行動には注意を払わなければならないと思った。中国の教育ボランティアをすることを就職の時に口に出すことでボランティアでないような気もするが。授業の名人になることも考えるべきである。2015/01/01
tennis_3594
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大学四年生で、教員採用試験や大学入試を控えている学生が、中国の過疎地方でボランティアをする話。それぞれがいろんな教師像を抱いていて、いろんな考えがあることが分かった。自分の背中を見るために、大学在籍中に何かの活動に打ち込んで「非日常」を経験したいと思う。2012/08/21
やなぎ
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教師をめざす学生として、このように素晴らしい体験をしたことが羨ましい。自分から得るために行動しようと思う。自分だったら4年生の夏に、このような活動に参加しようとしただろうかと考えた。「教師になりたい」といっているだけの自分を少し見つめ直すことができた2010/08/20
かおりんご
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教育系のノンフィクション。大学生たちが、教育ボランティアとして敦煌で授業をするまでの記録。感動しました・・・。教育とは、こうあるべきなんだなと、改めて感じました。もっと真摯に子どもたちに向き合いたいです。2010/05/07