内容説明
グローバル感覚のズレ、意思決定の遅さ、経済成長の沈滞、進まないデジタル化…。いま、日本、そして日本企業は、諸外国から尊敬される対象から外れつつある。この状況を改善し、信頼を得られる日本企業になるためには、どうしたらいいのか?
目次
1 経営陣が知るべき、四つの「落とし穴」(変わりゆくアジア…。その中で、現地日本企業が陥る「落とし穴」とは?;落とし穴1 「危機感度のズレ」―駐在員とローカル社員の認知格差 ほか)
2 11個の防御策で、成功を「メカニズム化」する!(それぞれの落とし穴に対応する、防御策の考え方とは;防御策1 「経営編」/シナリオプランニングにより、同一の危機感を醸成 ほか)
3 先駆企業に学ぶ「落とし穴」からの脱却ストーリー(日系自動車部品メーカーN社―シナリオプランニグによる改善で黒字体質に;日系電子部品メーカーO社―危機感と価値観をすり合わせ、持続的成長を ほか)
4 飛躍を遂げる、リーン&スマート!(競争が激しいアジア市場では、まずはリーンを、そしてスマートへ;リーンの実現を推進。それはオーナーシップの醸成から ほか)
著者等紹介
香月義嗣[カツキヨシツグ]
株式会社リブ・コンサルティング海外グループディレクター&タイ支社マネージング・ディレクター。東京大学工学部卒業、東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了、国際経営コンサルティング協議会認定マスターマネジメントコンサルタント。東アジア・東南アジア各国で約180社、270プロジェクトのコンサルティング実績、約1万人への講演実績を持つ。2006年~2017年まで韓国・ソウルに駐在後、2018年よりタイ・バンコクに駐在
Ben[BEN] [Ben]
Sra Chongbanyatcharoen.LiB Consulting(Thailand)パートナー。文部科学省の奨学金を受け日本に留学、一橋大学経済学部卒業。ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートンスクール)MBA。リブコンサルティング入社後は東京で勤務した後、タイオフィスで勤務。日系企業の構造改革支援に加え、財閥系企業や上場企業などタイのエクセレントカンパニーの経営支援も担当している。タイオフィスを代表するトップコンサルタント
Pez[PEZ] [Pez]
Darin Lanjakornsiripan,Ph.D..LiB Consulting(Thailand)アソシエイト・パートナー。文部科学省の奨学金を受け日本に留学、東京大学理学部、東京大学大学院博士課程卒業。数学オリンピック金メダル取得。主に、通信業界、農業・食品業界、住宅業界、自動車製造業などで、戦略立案から実行支援までを一貫して支援している。タイオフィスの戦略チームをリードしている
Mai[MAI] [Mai]
Yossarin Boonwiwattanakarn. LiB Consulting(Thailand)マネージャー。立命館大学アジア太平洋大学経営学部卒業、英国Bath大学修士課程修了。外資系コンサルファームを経てリブ・コンサルティング・タイに参画。在タイ日系企業の新規事業開発、組織改革、DX推進プロジェクトを担当している
Min[MIN] [Min]
Lalita Haritaipan Ph.D..LiB Consulting(Thailand)マネージャー。文部科学省の奨学金を受け日本に留学、東京工業大学工学部卒業、同大学工学院機械系修士・博士課程を修了。日本機械学会畠山賞を受賞。リブ・コンサルティング・タイでは、主に製造業のスマートファクトリーやコストダウン支援をリードし、モビリティ業界の将来シナリオ・新規事業開発を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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