内容説明
都立浅草高等学校、国語教師が愛した店と人。わら半紙に刷った伝説の『ミニコミ』より偏愛店37軒を掲載。
目次
浅草ランチ・ベスト26/100(焼鳥 トリビアン;スパゲッティストア カルボ;手打ちそば なお太;金燈園;浅草 とんかつ弥生 ほか)
ひとり飲みの店ランキング11/25(食堂うんすけ;林檎や;スナックひまわり;OGURA is Bar ほか)
著者等紹介
神林桂一[カンバヤシケイイチ]
都立浅草高等学校、国語教師。1954年生まれ。東京都出身。教員生活43年、食べ歩き、飲み歩き歴46年。都立一橋高校勤務時代から食のランキング・ミニコミを刊行(おもに職場で配布)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チャーリブ
34
読友さんの紹介から。著者の神林桂一氏は元都立高の国語科教師。40年以上に渡る食べ歩き・飲み歩きの記録の中で浅草地区のものを中心にまとめたものが本書。ラーメン、カレー、とんかつ、町中華、蕎麦、もんじゃ焼きなど庶民的な食べ物の紹介が多い。店の紹介だけではなく、食に関するウンチクも興味深い。もともとはミニコミ誌向けに書かれたものだが、著者の浅草愛が伝わってくる。残念ながら著者は2020年8月に亡くなっている。本書をガイドに浅草食探検してみようかな。○ 2022/08/27
緋莢
16
図書館本。著者は、都立浅草高等学校の国語教師。職場の若い同僚に、浅草の深き食文化を知ってもらいたいというのを きっかけに『ミニコミ』と称した新聞を発行し、偏愛している店を紹介していたそうです。この本は、dancyuWEBでの連載をまとめた本。浅草のお店だけでも、こんなにあるの!?それも色々なお店が!?と読んでいて、驚きました。鶏スープに麺を入れたら?という客の提案から、ラーメンを研究し、ランチで中華そばを出すようになった「焼鳥 トリビアン」(肉中華そば、ミニ親子丼が美味しそう)(続く2024/05/08
あだっち55
2
都立浅草高校の国語教師神林先生が、自転車でランチに繰り出しては店主や客との会話から生きたネタを仕入れ、実際に食べて飲むことで蓄積した情報や薀蓄を、美しい写真とともにまとめた本。神林先生がお店の人たちと交わす会話が聞こえてきそう。2022/05/16
dungeonn
1
★3.8 私にとっての心のオアシス昼飲みどころか朝飲みができる、浅草観音裏の喜林が掲載されていることに驚いた!さすがのグルメっぷり。知らない店舗もいくつかあり、何件かチェックして食べログ登録させていただいたので、伺うのが楽しみ。未完になってしまい御本人が亡くなられてしまったのが惜しまれる。2023/05/30
天邪鬼郎
1
自身、浅草の飲食店はほぼ掌握しているものと勘違いしていたことを知らされた一冊。 流石浅草、奥の深いお店が多い。 個人的に天津丼の味に驚愕して、よく通っていた十八番の知られざる歴史にもふれられ、著者の神林先生含め感謝です。 正直屋ビヤホールも突撃したいお店でしたがコロナ禍で 行けず、’掟’を本誌で理解したので夏のビールの美味しい時期に行ってきます。2022/06/04