感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
305
辻仁成もパリ暮らしが20年になるそうだ(本書刊行の2021年当時)。さて、ここでいうスープだが、かなり広義のもののようだ。例えば、グヤーシュやボルシチなどは、私の感覚からはスープというよりは、シチューだ。そして、パリは今やニューヨークと並ぶくらいに多国籍な料理が浸透している。先のグヤーシュはハンガリーのものだし、ボルシチもウクライナ料理だ。他にも韓国のテンジャンチゲやケイジャンのガンボ・スープなども。グルメな辻仁成はパリで豊かな食生活を送っているようだ。もちろん、レストランにも行くだろうが⇒2025/06/07
あつこんぐ
15
図書館本。美味しそうなスープの写真を夜勤中に見ていたらお腹がすきました。辻さんは「簡単に出来るようアレンジしてます」とサラッと書いてますが、私にはその簡単レシピさえも敷居が高いです…。『愛情と時間と労力が一番のブイヨン』は名言ですね。確かに仕事終わりにバタバタ作るご飯より、休みの日に丁寧に作ったご飯の方が家族の食いつきが良いですからね。辻さんはきっと優しい方なんだろうなぁ。2022/01/05
bluelotus
6
★★★☆☆ けっこう材料が凝っているので簡単そうでいて簡単じゃないかも…という印象。ただ、スープは写真だけでも癒される。2021/12/05
つきもと
3
dancyuのウェブサイトで連載していたスープのレシピをまとめた本だと思います。スープについての語りとレシピで構成されていて、語りは主にスープの説明ですが端々に著者の生活が滲みます。どれを読んでもおいしそう。スープが作りたくなるハッピーな本です。2024/12/10
餅くま
3
知らないスープばかりで作ってみたくなったが、田舎のスーパーには無い材料も多々あり。エッセイも面白く、著者の他の作品も読んでみたくなった。2022/09/28
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- 和書
- 竹内栖鳳