内容説明
なぜ決算書は粉飾できるのか?黒字でも倒産するのはどうして?数字よりも、まずはそこにある「言葉」を素直に読めば、企業の真の姿が見えてくる。東芝、JAL、トヨタ、王将…ニュースな企業の実物決算書はどれだ?クイズ形式でいつの間にか会計の基本が身につく!
目次
1 なぜ決算書は粉飾できるのか?―東芝のケースから学ぶ「決算書の基本のキ」(どうしても覚えておきたい15のキーワード;決算書を見る際の5つの必須チェックポイント!;東芝の粉飾決算に使われた4つの手法)
2 なぜ利益があっても法人税が少なくて済むのか?(貸借対照表の「資産の部」は企業の武器の一覧表;貸借対照表のバランスを計測しよう;法人税はどれくらい負担するのか?)
3 日本が世界に誇る企業は本業を2つ持つ(売上高と資産から読み取る企業規模;本業と副業の違いはどこにある?;決算書の形式は色々ある)
4 身近な企業を支えるアルバイトの力(日本語を素直に読んでみることが大事;どうすれば利益が上がるのか?;数字の比率で見えてくるビジネスモデル)
5 損失でもキャッシュが増えるのはなぜ?(利益とキャッシュの関係を理解する;結局「のれん」とは何か?;引当金というお金はどこにも用意されていない)
著者等紹介
平林亮子[ヒラバヤシリョウコ]
公認会計士。中小ベンチャー企業をサポートする士業ネットワークアールパートナーズ代表。お茶の水女子大学在学中に公認会計士2次試験に合格。卒業後、太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)に入所し、国内企業の監査に多数携わる。公認会計士3次試験合格後、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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二階堂聖
sakotu