内容説明
あらゆる健康リスクが劇的に低下する!最新医学に裏付けられた「体内から健康になる」極意。
目次
まんが 健康の“後悔しない”新常識
はじめに 働き盛り世代に迫る危機
序章 その不調、解毒能力低下のサインです
第1章 解毒能力を落とす勘違い13
第2章 100歳まで動く体は腎臓次第
第3章 なぜ「解毒できない体」になってしまうのか
第4章 新時代の健康長寿17カ条
第5章 早期発見と最適治療で必ず治す
著者等紹介
牧田善二[マキタゼンジ]
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。この間、血中AGEの測定法を世界ではじめて開発し、『The New England Journal of Medicine』『Science』『THE LANCET』等のトップジャーナルにAGEに関する論文を第一著者として発表。1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGEクリニック」を東京・銀座で開業し、のべ20万人以上の患者を診ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yasunon
68
抜粋:P.161 血清クレアチニン値だけを見ていたら、慢性腎臓病は手遅れになる 所感:なんだか裏技を教えてくれそうな怪しげなタイトルだが、解毒をしてくれる腎臓が、いかに大切な臓器かを教えてくれる本。腎臓は沈黙の臓器。腎臓の悲鳴に耳を傾けているだろうか?健康維持の為と思い、トレーニングをしてプロテインを飲んでいたが、看過できないレベルの間違いだという。果物をジュースにすると血糖値スパイクが起きるよう、人工的に加工されたタンパク質やアミノ酸が急に吸収されるのは負担になる。まずは尿アルブミンの検査を受けよう。2023/07/09
ミライ
38
沈黙の臓器と呼ばれている腎臓を守り人生100年時代を健康に生きるための手法を解説した一冊(著者は医学博士の牧田善二さん)。腎臓の病気である慢性腎臓病は、日本の成人の5人に1人がかかっていると言われているが、その症状に気付いていない人も多いという。高血圧や糖尿病などが起因となり腎臓を傷めてしまうということで、日頃から運動や良質な食事をして、血圧や血糖を適切に保っておくことが腎臓の健康に繋がる。2021/05/04
miu
6
何が悪いって訳じゃないのだけど、身体の中の解毒の要『腎臓』って大事ってよくわかった。見えない(検査していない)数値こそが重要で、これはなかなか難しいけど、自分の身は自分で守らなくては。とりあえず解毒は大事。腎臓、大切!2022/08/19
ヨハネス
5
デトックスの話かと思ったら全然違って「腎臓を大切に」という話だった。糖尿、糖質制限で有名な先生だが、糖尿から突然人工透析になってしまう人が多く、この本を書いたようだ。尿アルブミン数値が大切と聞いたことはあるが、健康診断結果を全部見ても検査されていないのはそういうわけだったのか。血圧と腎機能が確実にリンクしているからやはり高血圧「気味」を軽く見ちゃだめ。アスピリンやロキソニンは腎臓を悪くする。カロナールならOK。慢性腎臓病の人は野菜の多食に注意(野菜はカリウムが多く、その排泄は腎臓が行うため)。2022/04/21
めるみ
4
牧田先生の解毒に関する本。腎臓を労ろう。そのためには睡眠、運動、適切な食事。高血圧と肥満は要注意!透析になると5時間、週3の拘束。健康でいられることは何よりの資産ですね。 2022/05/30