少子化―女“性”たちの言葉なき主張

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少子化―女“性”たちの言葉なき主張

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833425308
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

底なしの「少子化問題」を
女性の“心”の視点からひも解く? 

2022年に出生数が70万人台となり、さらにペースが加速している日本の少子化。
なぜ日本は“底なしの少子化”に陥ったのか? 
「日本における最大の雇用問題は女性」と指摘する著者が、少子化問題を日本社会における女性のあり方の変遷から解説。これまで妊娠、出産、育児の負担を押し付けられ、時代の常識に翻弄されてきた女性たちの心の視点から“少子化の原因”をひも解く。
平塚らいてうvs与謝野晶子の「女権×母権」論争から、「働け、産め、育てろ」という三重苦を負わせた女性支援、婚活・妊活ブームの圧力、不妊治療の最前線まで、女性を結婚や出産から遠ざけてきた“正体”に迫る1冊。

内容説明

女性の社会進出、未婚率の上昇、晩婚化、妊活、不妊治療…。社会は妊娠、出産、育児の負担を女性に押し付けてきた―。底なしの少子化問題を、女性の“心”の視点からひも解く!!

目次

はじめに 底なしの少子化が問いかけること
第1章 社会は女“性”をいかに弄んだか
第2章 「女は働くな」と「女も働け」の軋み
第3章 「強い男とかわいい女」が褪せない人たち
第4章 30歳「不安」、35歳「焦燥」、40歳「諦め」
第5章 もう一度、女性が子どもを産みたくなるために
おわりに 「女性活躍」という言葉がなくなる日

著者等紹介

海老原嗣生[エビハラツグオ]
1964年、東京生まれ。雇用ジャーナリスト。大手メーカを経て、リクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌Works編集長。2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げ、人事・経営誌HRmics編集長就任。著作は雇用・マネジメント・人事・社会保障・教育などをテーマに多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえぽん

44
雇用ジャーナリストが女性目線を重視した少子化対策を議論。与謝野晶子と平塚らいてうの女権母権論争から始まり、大正後期から高度成長期までの産児制限、バブル後の「働け、産め、育てろ」の多重圧力という言説変遷に翻弄された歴史。バブル後の短大卒一般職採用減と四大進学率上昇により、女性の総合職が増えて収入は向上したが、社会的圧力や家事負担の不平等により男性に経済力を求め続ける。40歳で産めないという誤解の解消、子育て外部サービスへの利用補助、年功賃金廃止による仕事以外に軸足を置く男性の増加等の処方箋も一定理解できる。2024/11/16

まゆまゆ

16
なぜ少子化は止まらないのか、その理由を対策のほとんどが女性の心の部分に無頓着のせいであることを語る内容。女性活躍と称して働かせるも、併せて「産め、育てろ」と多重に圧力をかけてきたことで、女性側が反発したのか、と。バブル崩壊前までは女性の社会進出の目標はお嫁さんになることだった。その後高学歴化によって企業にとって戦力になると、企業側が女性に配慮しなければならなくなると同時に男性優位の制度が見直されることになり、ようやく性別役割分担意識が薄れつつある。2024/06/03

kenitirokikuti

9
図書館にて。雇用ジャーナリスト(本人の名乗り)海老原氏(1964生)による、現代日本人女性の雇用を論じたもの。著者は約12年前の2012年に『女子のキャリア〜男社会のしくみ、教えます』を上梓している▲1985年男女雇用均等法以来、女性が高学歴・ハイキャリアを得る割合が増えた。現在、新任中間管理職の3割が女性であり、役員級の女性も増え、「短大」も役目を終えて消え去りつつある。しかし、女は30までに寿退職的な慣習的規範はそれと意識されず女性も含めた日本社会に残っている。著者は愚直に啓蒙する。2024/04/20

Mana

8
過去の女性の社会進出を統計的に説明している部分は面白かったし、確かにそんな感じ、と体感があるものを具体的に説明されている感じもあってよかった。 ただし、後半の40代での出産も可能という主張は同意できない。まず、過去の40代の出産例が多いというのが、本当に著者のいうように初産なのか疑わしい。著者も推測で、と書いているし。次に、高齢出産の場合の子供の障害のリスクや、育児の身体への負荷のリスクも述べてはいるが、2〜3行で「たしかにその可能性もあるけど〜」くらいなので解像度が低いと思う。2024/07/25

トト

4
子供を作り育てるというプロセスが女性に大きく負担をかけてきたことは間違いなく、時代と共に女性が社会進出したことで少子化が進んできた社会的変化をデータから見る。晩婚、高齢出産もリスクが減ってきていることを周知し、子育ての負担を社会で担うよう環境を作り上げることが大事とのこと。一理あるが、子供を持つ動機が昔に比べて薄くなり、無責任に子育て出来ない時代に、子供を持つ判断は簡単ではない気がします。少子化対策が上手くいかないことを前提に、人口減少を想定した社会設計をしていくことが現実的な気がします。2024/09/24

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