内容説明
「悩まない」「乱されない」「迷わない」これからの仕事術。先行きが見えない時代の「解」は、手塚治虫『ブッダ』が教えてくれる!!
目次
第1章 自分に対して(まわりを意識しすぎると、自分を見失う。;怒りは自分を傷つける。 ほか)
第2章 相手に対して(仕返しは、自分を攻撃するようなもの。;やり返さない勇気を持つ。 ほか)
第3章 組織の中で(自分のために、相手に尽くす。;人を思うことは、自分を思いやること。 ほか)
第4章 苦しみについて(「変わる」という苦しみを愛する。;「持って生まれた不幸」を否定する。 ほか)
第5章 欲について(「苦しい」は、「欲しい」から生まれる。;欲は次々連鎖する。 ほか)
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年に大阪府豊中市に生まれる。1946年に漫画家デビュー。以後、『鉄腕アトム』、『火の鳥』、『ブッダ』、『ブラック・ジャック』などヒット作を多数手がけ、「まんがの神様」とも評された。1989年、胃がんのため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅香
30
『先生はひとは生まれてから7つの敵にあうっていってたよ。病気、飢え、裏切り、嫉妬、欲、老衰それから死だって…』『苦しいは欲しいから生まれる』改めて思う。手塚治虫は偉大だと。。読んでいて、ハッと虚を突かれる『人は人の温もりなしでは働けない』。学ぶことが沢山ある『敵の皮肉を助言に変える』。素直さと謙虚さと感謝を携えて明日からまた頑張ろう(^-^)/漫画ブッダもまだ途中だった。全巻購入して何度も読み返して心の拠り所にしようと思う。2019/04/20
しん
28
手塚治虫さんの『ブッダ』に出てきたブッダの教えを、仕事をすることに置き換えて、解説している本です。まんが『ブッダ』は、全14巻の長編なのですが、この本を読むと一度通して読んでみたくなります。目が覚めるようなはっとする教えと言うわけではなく、自分の頭でじっくり考えると、じわっと、そう言うことだったんだと気付く感じの「教え」が多いように思えました。この本は、もう一度じっくり読んだり、他の仏教の教えに関する本を読んだりしたくなる本です。2018/08/26
おおたん
20
ハッとさせられる本です。ブッタの名言が紹介されています。響いた言葉は、1.行動した人にしか奇跡は起きない「できるかどうかはより、やるかどうか」、2.思う→やるの壁を越える「面倒だという気持ちが生まれる前にやること」、3.他人が心の苦しみから逃れるには8つの道を守れば良い「正しい見かた、思い、言葉、行い、生活、努力する、判断、考え方」、4.本物の実力は他人から広まる、5.負のオーラを持つ人は相手にしない、6.苦手な人にあえて近く、7.過去の答えが今。今の答えが未来。など。大人は一度、読んでおいて損なしです。2020/10/18
Koichiro Minematsu
16
心の持ち方、心のあり方。 つい忘れてしまう大事な教えが、分かりやすいストーリーで書かれています。子どもの頃、道徳の時間で習っていたような気がして、今の子ども達は親がしっかり教える必要がありますね。まずは、息子から。2016/10/10
かわうそ
14
TSUTAYAでパラ見して、とてもタイムリーさを感じたので購入。読んでハッとすることも多く、自分には手放すべき感情がもっとあることがよくわかった。成長しきれたとも思わないけど、頭で考えていたよりもまだまだ未熟だった…。いい人からもイヤな人からも、教えられ学ばねばならない。明日が少し楽しみになった。2019/03/10
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