内容説明
社会保障制度が機能しなくなり、定年後も一五年は働くことが必要になる。そのためにも若いうちにキャリアづくりの小さなステップを踏み出そう。年収1,300万円を捨てて大企業を飛び出した著者が教える「定年後」も稼ぐ思考法。
目次
四〇歳定年制のススメ
01 四〇歳で会社を辞めて食っていくには
02 大手メーカーを飛び出し活躍する人たち
03 メガバンクや大手損保から飛び出し活躍する人たち
04 農業を戦略的ビジネスに変貌させる人たち
05 大メディアや大学を飛び出し活躍する人たち
06 家業を再生させる人たち
07 激動の時代を生き抜くための思考
著者等紹介
井上久男[イノウエヒサオ]
1964年生まれ。福岡県出身。88年九州大学卒。NECを経て92年朝日新聞社に転職。名古屋(豊田市駐在)、東京、大阪の経済部でトヨタ自動車や日産自動車、パナソニック、シャープ等を担当。2004年に独立し、文藝春秋社や東洋経済新報社等が発行する各種媒体で執筆。05年大阪市立大学大学院創造都市研究科(社会人大学院)修士課程修了、10年同大学院博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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澄
10
【立読】40歳(程)で独立を勧める。真新しい内容な無いと感じた。大半が大企業から独立した方の事例で参考になるのか、、、と感じた。2016/04/26
ほじゅどー
7
★★「40歳定年制」を提唱した東京大学の柳川範之教授へのインタビューをはじめとする成功者への事例集。鵜呑みにはできない。ちなみに「40歳定年制」とは40歳で会社を辞めておしまいではない。75歳位まで生涯現役で生き生きと働くことを考えると、人生の折り返し付近である40歳前後で、独立したり転職したりする準備をしておく方がいいのではないかという話。2016/08/17
☆ツイテル☆
2
フライヤー2022/02/05
K
2
独立・起業し、生涯現役で働き続けられる実力を身につけよという内容 ある現象から何を感じ取る気づきの力は重要 独立した後は小さな実績を積み重ねていくことを優先すべき 転職や独立は自分の意志で行い必死に考える、覚悟を決める 勉強会は売り上げ獲得に繋がるものはほとんど得られない 転職は専門性を磨く、人脈をつくる、積極的に学ぶことが重要 政府の掲げた40歳定年制は75歳くらいまで現役でいようと思えば、40歳くらいで独立・転職する準備をしておく方がいいのではという問題提起2018/02/19
ロシナンテ
2
いまいち。これに尽きる。筆者が元新聞記者ということもあり、成功事例を紹介することに終始しており、筆者の意見が少ない。また、自分の人脈から引っ張ってきた事例ばかりで「しがらみ」があるため批判的なこともかけないのだろう。安易なHow to本ではないが、といって普遍的な内容をもっているわけでもない。 大企業にいたころの人脈を使って仕事を続けている人の紹介がほとんどという点も気になる。この本に1000円以上の価値があるかと言えばそれには疑問符をつけざるを得ない。よくある駄本だった。2016/07/18