内容説明
「いい人」でいたいと思ったら、部下も自分も伸びない!「手取り25万円」社員の意識を変えるには、300万円の売上を上げて初めて「その額の給料」をお前に払える、と教えよ。
目次
第1部 社員の意識を高める(社員と社長の意識は、これだけ違う;意識改革の入口は、まず言葉から ほか)
第2部 上司自身の意識を変える(なぜ下に甘い上司ができるのか;やさしい係長と厳しい営業所長 ほか)
第3部 組織人として上司がなすべきこと(社員に礼儀と規律を強制せよ;“管理する”とは、何をすることなのか ほか)
第4部 部下の育成(人材作りの第一段階;人材作りの第二段階 ほか)
第5部 強者の条件(強さの二面、耐え抜く力と大義を貫く力;サムライ部長が社長を変えた ほか)
著者等紹介
染谷和巳[ソメヤカズミ]
1941年東京都生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒業。出版社、社員教育機関勤務を経て、88年、人材育成会社(株)アイウィル設立。代表取締役社長。幹部教育の第一人者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
16
組織内で上司の振る舞いについて記された本。一時期話題となった研修に通じる部分もあり興味深い。毅然と振る舞い厳しく対応することを是とし、甘えや迷いを許さない姿勢が重要と説く。内容は時代の違いを感じさせる部分も少なくないが、曖昧にしてはいけない部分に関しては気づかされる点も。上司側の視点でも部下側の視点でも考えさせられる記述が多いと感じた。一方で、実際の場面で実行するかどうかは、環境や状況、そこにいる人の性質にもよるのではないかと感じた。2023/12/07
yuki
1
確かに古い。ただ、良くある上司本が想定している以上に、部下は社会人として成熟していない。ダメな社会人を強い社会人に鍛えるには、これぐらい必要かも。2020/04/14
さくらがわ
1
部下に媚びない、強い上司になることが、部下にも会社にもプラスになる、ということを熱く訴えている本です。部下にも自分にも優しくしてしまう自分に疑問を持って、オーディオブックで聞いてみました。書いてあるとおり子供への接し方も同じですね。強いメッセージがたくさんあって今の僕には必要な言葉がたくさんでした。2019/12/19
BMI-22
0
●金と物に溺れると心が腐る。金よりもっと大事なもの:心 がある ●上司が部下に優しいのは、部下に愛情があるからではない。一人前にするため相手を思って厳しく叱る。●人間づくりの3ステップ:1.礼儀などの躾、行動の習慣づくり 2.思考力、理解力、表現力の養成 3.意識の向上2015/12/11
サボテン
0
正直賛同しかねるところは、多々ある。15年前の本で著者の年齢も考えると、昔の考え方なのも当然。こういう考え方が正しいのか間違ってるかは分からないけど、生きていく厳しさは忘れないようにしたい。2015/11/09