内容説明
電子メディア隆盛のいま、何をテーマに、どのように書くか。ノンフィクション作家でもある著者が、プロとして身につけたテクニック。そのすべてを伝えます。
目次
第1章 あなたは9歳の作文力を忘れている
第2章 プロ作家の文章テクニック
第3章 名文の条件とは何か
第4章 日常生活で文章力を磨く
第5章 検索、コピペ時代の文章術
第6章 書くために「考える」ということ
著者等紹介
藤原智美[フジワラトモミ]
1955年、福岡市生まれ。フリーランスのライターを経て、90年に『王を撃て』で小説家としてデビュー。『運転士』で第一〇七回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
54
文章を書く、という意味を突き詰めていけばたどり着く境地へ。以下メモ。文章の本質はウソ。書く前にカメラの位置を決める。全てを書いてしまわずに、次の日に繰り越す。書く行為から離れずにいて、リフレッシュ気分転換などする。文章は何度も見直し、推敲して完成させていくもの。短い文章にはメイン料理だけを選ぶ。文章において、削る力が最も重要。捨てたつもりでも個性は自分の中で生きている。朝には朝の夜には夜の誘惑がある。電子書籍は、興味に従って思考がどこへでも自由に飛べること。書きたいテーマが天から降ってくることはない。2023/10/21
いっち
38
文章を書くとき、私は一行目から書きたい。一行目がしっくりくると、次の文章もスムーズに出てくるからだ。それに、文章を途中から書くのは、なんとなく抵抗がある。だが著者は「一行目から書かなくていい」と言う。なぜなら、①「断片的な思考を頭のなかだけで整理するのは限界」があるから。②「文章というのは何回も見直して推敲しながら完成させていくもの」だから。確かに、書きたいことを頭に思い浮かべたのに、結局忘れてしまうことはあるし、見直した結果、一行目を変えることもある。それなら別のところから書き出すのも悪くないのだろう。2020/12/05
藤森かつき(Katsuki Fujimori)
33
元々、書きたいこととか、断片でガシャガシャとメモしてから書き出すので、文章を一行目から書くことの方がまれなのだけど、ともすると陥りがちかなぁ、と思って読んでみた。文章というのは何回も見直して推敲しながら完成させていくもの、だから一行目にこだわる必要はない、ということで、深く頷いた。思考の断片の文章化、や、心の動きに引っかかったピースを、すくいあげて言葉にする、自分の内面に目をとめて、それを言葉として残しておく、等、その大切さを再確認できた。色々応用は利くと思うけれど、本書のメインは小説の書き方という感じ。2019/11/07
ココロココ
27
読む前は、タイトルの意味が分からなかった。読み終わったら理解できた。手書きでは難しいけれど、携帯のメモやPCなら編集は楽なのでできる。「形容詞の使い方を意識する」は、とても大切なことだと思う。簡単に使ってしまう形容詞だけれども、他に表現方法はないのかを考えてみる。「実は、削る力が重要である」というのは、先日読んだばかりの成毛眞さんの本にも同じようなことが書いてあったので、印象に残った。昔から作文を書くのは苦にならなかったが、読み手を意識した文章を書くのがいかに難しいことだというのをあらためて認識した。2021/01/24
村越操
23
芥川賞作家とダイヤモンド社というゴールデンコンビによる文章術が、つまらないわけがない。これは必読書。「『こう書いておけばみんな共感するだろう』という落としどころが先にある文章は、そこに当てはめるようにして言葉を探すから、借り物のにおいが漂って説得力を失うのではないでしょうか」「最もいいのは、数字を使わないで人を説得できる文章を書くことです」「『伝わる』文章を書くことの秘訣を一つにまとめるとすると、日々の心の動きをないがしろにせず、自分の内面に目をとめて、それを言葉として残しておくこと以外にないのです」2014/03/02
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