内容説明
セールスパーソンは、自らの仕事をいかに創造的なものにできるのか?プロというのは、なにを与え、なにを得る人たちのことを指すのか?人間には、どこまでの可能性が潜在しているのか?そんな問いと私たちを対峙させてくれる、甲州賢という男の伝説をお届けする。
目次
甲州伝説1 セールスのためにここまでやるか!?
甲州伝説2 後輩たちに受け継がれた営業道
甲州伝説3 伝説のセールスマンはこうつくられた
甲州伝説4 自身も繰り返した成功への「つぶやき」
甲州伝説5 膨大な契約の引き継ぎが語る遺産
甲州伝説6 素顔の甲州賢、その原体験
甲州伝説7 セールスマンなら知っておきたいゴルフテクニック
著者等紹介
神谷竜太[カミヤリュウタ]
ライター。長野市生まれ、浦和・世田谷・秋田・盛岡・金沢・新潟・渋谷育ち。三つの広告会社を経て独立。おもに(株)リクルートの制作物に携わるなかで、さまざまな仕事や人と出会う。この数年はリクルーティングのサイトや冊子、CSRレポートなどを制作する他、合併・分社・再建にともなう案件に参加。企業文化の共有や、企業理念の再構築をはかるための企画・取材・編集・執筆をおこなってきた。いっぽうで、仕事・仲間・家族をテーマとしたインタビューを軸に、物語をつむぐ執筆活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
27
42歳の若さで亡くなった、プルデンシャル生命のトップセールスマンの営業極意。といっても特別なことをしているわけではない。何よりも相手のことを最優先にし、深く思いやり、喜んでもらう。根本は単純なことだが、これを極める甲州氏はまさにプロ中のプロ。仕事への取り組み方や本気度が段違いだった。ドラマや小説などのフィクションかと思わせられるほどだ。読了後は自分自身のモチベーションも上がった。何事も入念な準備が大事だ。甲州氏の座右の銘もよかった。2017/01/15
べっち
17
★★★★△リクルートからプレジデンシャル生命にヘッドハンティングされた甲州賢さんのお話。プレジデンシャル生命の採用は必ずヘッドハンティングで、しかも異業種からしか取らないらしい。プレジデンシャル生命にも興味を持った。本書はいきなり、そこまでやるの?!という話から始まる。短編のエピソードがたくさんあり、楽しく読めた。とにかく準備がすごい。悪くとらえると計算高いなと思う部分もあったが、それもお客様のため、自分のための行動であると納得できる。若くして亡くなったのが残念。健康がやっぱり一番だなと改めて感じた。2015/01/07
kota_shi
6
こういった営業に対する考え方を、自分の業界の営業に取り入れられないかと考えながら読んだ。これだけお客様から信頼され、愛された甲州さんという方はどういう方だったのか。一度お話しがしてみたかった。営業していただきたかった。奥様の内助もまた素晴らしい。自分も病気を抱えた身なので、こういった内助の有り難さが良くわかる。こういう方だからこそ、素敵な人たちを引き寄せ、巡り合い、支え、支えられ、成功されたのだと思う。自分ももっと自身に厳しくいかねければと戒められた。2012/01/11
凌🔥年300冊の読書家🔥
5
オーディオにて。 靴、服の汚れ一つでも相手を不快にさせない徹底ぶり。 相手のことを人として、 知り、覚え、行動するサポート 保険という商品だけでなく自分というもの自体を付加価値にしてしまう。 プロ、というのは、ここまでこだわる。 自分はまだまだ。2019/07/08
森林・米・畑
5
プルデンシャル生命トップセールス甲州賢氏の遺した言葉。週平均5件、11年で3080件。商品を売らずに人を売る、解決策を売る!2012/07/18