内容説明
独創ニッポンの切り札「光触媒」とは、何か!研究・開発に懸けた男たち、一兆円産業の最前線とその全貌を活写する白熱のノンフィクション。
目次
プロローグ 日本が生き延びる道
第1章 光明―汚れない壁!「光」が常識を破った
第2章 発見―二二年後に目覚めた「夢の技術」
第3章 転機―実験の失敗、逆転の発想、会心の特許!
第4章 戦略―世界が注目する「技術移転」の光と影
第5章 攻防―光触媒の「特許権」をめぐる綱引き
第6章 脅威―猛追する中国、逃げる日本
第7章 飛翔―「光」で地球を洗う環境革命!
第8章 連携―創造!日本型「知識製造業」
エピローグ 独創を、日本再生のエンジンに!
著者等紹介
岸宣仁[キシノブヒト]
経済ジャーナリスト。1949(昭和24)年、埼玉県生まれ。73年東京外国語大学卒業後、読売新聞社入社。横浜支局を経て経済部に勤務し、大蔵省、通産省、農水省、経企庁、日銀、証券、経団連機械、重工クラブなどを担当。91年読売新聞社を退社。以後、フリーランスの経済ジャーナリストとして知的財産権、研究開発、雇用問題などをテーマに執筆活動を展開している
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