ファシリテーター型リーダーの時代

リース，フラン【著】〈Ｒｅｅｓ，Ｆｒａｎ〉/黒田 由貴子/Ｐ．Ｙ．インターナショナル【訳】

プレジデント社（2002/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 294p／高さ 20cm
• 商品コード 9784833417419
• NDC分類 336.3
• Cコード C0034

内容説明

組織活性化の決め手、プロジェクトチームの切り札いま注目を浴びる「ファシリテーター」とは、何か！最新リーダーシップ実践マニュアル。

目次

第１部　ファシリテーションとは何か（現代の組織におけるファシリテーション；ファシリテーションの役割）
第２部　ファシリテーションの基本スキル（質問・発言・要約の技法―何をいうか；話を聴く・表情・動作の技法―何をするのか　ほか）
第３部　ファシリテーターの手法とツール（意見・情報を生み出し、整理するためのツール；意見・情報に優先順位をつけ、評価するためのツール）
第４部　効果的なファシリテーションの設計（ファシリテーションをどう設計するか；グループ作業を活性化する）
第５部　会議の生産性を高める（会議の生産性を高める原則；会議の環境を管理する　ほか）

著者等紹介

リース，フラン［リース，フラン］［Ｒｅｅｓ，Ｆｒａｎ］
アリゾナ大学で経営学修士（ＭＢＡ）を取得。アリゾナ州チャンドラー市で経営コンサルタントとして活躍。１９８６年、リース＆アソシエーツ社を設立。チーム・ディベロップメントやチーム・リーダーシップ、ファシリテーションなどの研修を主体にビジネスを展開。また、モトローラ、ハネウェル、インテル、メドトロニック、ロジャース社、アリゾナ州政府、ニューヨーク州政府など様々な組織のコンサルティングも手がける

黒田由貴子［クロダユキコ］
（株）ピー・ワイ・インターナショナル代表取締役。慶応義塾大学経済学部卒業後、ソニー（株）に入社。その後フルブライトの奨学生として、米国ハーバードビジネススクールに留学、経営学修士（ＭＢＡ）を取得。帰国後はジェミニ・コンサルティングのシニア・コンサルタントとして世界の大手企業のコンサルティング活動を行なう。１９９４年に（株）ピー・ワイ・インターナショナルを設立し、代表取締役に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Koichiro Minematsu]

リーダーに限らずファシリテーションできる人は、人を動かせる人と思っていた。　テクニカル的だけではない、相手やチームに対して自己マスタリーがしっかりしていると思う。　話していて気持ちいいからねぇ。(笑)

2014/07/03

[nishi]

ファシリテーションの基本書。書いてあることは一般的で古い本なので、いろいろ読んだ後だと目新しさはあまりない。基本的な内容は網羅されているし勉強になるので入門編として読むのにはお勧め。特に聞き方の部分。

2021/05/09

[ねむぽん]

数あるファシリテーション関連本の中でも秀逸です。内容としてはやや対話に重きを置いて、そのためのテクニックの紹介と同時に、やってはいけないことなども書かれています。 投票で何かを決めても、コンセンサスが取れた保証はないので投票後にも議論はすべきだ。という注意が耳に痛かった。ついハイ決まり、ってやりたくなりますからね。読み終えたら付箋紙だらけになりました。

2012/03/05

[Hiroshi Higashino]

タイトルからリーダーが持つべきスキルの一つとしての内容かと思ったのだけど、ほとんどファシリテーターのテクニックについての内容だった．

2024/04/03

[Hiroki Nishizumi]

参考になった。ファシリテーターという概念についてよくまとまっており、自身に欠けているところを補強して行きたい。

2018/05/29