内容説明
エンジンの発明・発達の歴史は、技術開発の成功原則、失敗の教訓の宝庫であると共に、技術に対する人間の限りない憧憬と挑戦に満ちた壮大なロマンである。“新たなるものづくり”の道をたどり、ヒューマニズムと技術の共生を追究した共感の書。
目次
エンジンはなぜ生まれたか
胎動期の傑作、ニューコメンの蒸気エンジン
模型から生まれたワットの蒸気エンジン
内燃機関はいかにして生まれたか
オットーの心
ピストンとシリンダーの問題
エンジンの寿命とシリンダー
カルノーの夢、断熱エンジン
排気エネルギー利用の先駆もオットー
冷却の問題
HMMS(Hino Micro Mixing System)の話
星形エンジンのロマン
主張を残した猿六村
パッカードの栄光と悲劇
ダイムラー・ベンツDB601エンジンの謎
未来を覗く〔ほか〕
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