内容説明
霊長類研究で世界に名を馳せた京大グループによるフィールドワークの素顔。「調査する眼差し」への自己省察を抱きつつ、現地の人びとと「共に歩く」フィールドワーカーたちの苦難と喜び。
目次
フィールドワーク(クモザルの暮らす森―南米のフィールドから;初めてのフィールドワーク ほか)
旅の記録(ザイールの奥地ワンバ村の食物;ウーラマ紀行 ほか)
村の生活(ヤシ酒の森の人とサル;多雨林に住む人びとの罠猟と観察学習 ほか)
ビーリャの森(ビーリャ研究―事始めの頃;コンゴ盆地の熱帯多雨林の動物たち―湿原での観察を中心に ほか)
著者等紹介
加納隆至[カノウタカヨシ]
1937年生。京都大学霊長類研究所名誉教授
黒田末寿[クロダスエヒサ]
1947年生。滋賀県立大学人間文化学部教授
橋本千絵[ハシモトチエ]
1964年生。京都大学霊長類研究所教務補佐員
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