内容説明
医師として、老者として見つめたこの社会の曲がり角。すさまじい速度で変貌する医療や科学技術は、社会に否応ない大きな変化をもたらすだろう。私たちの理解や常識もそれに追いつき、新しくならねばならないが…。小児外科医のつづる警醒のエッセイ集。
目次
第1章 私の移り来たいくつかの曲がり角
第2章 移りゆく医学・医療
第3章 移りゆく障害のとらえ方
第4章 移りゆく社会のいとなみ
第5章 移りゆく町のいとなみ
終章 東京に新世界
著者等紹介
長屋昌宏[ナガヤマサヒロ]
1938年、愛知県豊橋市にて、両親ともに小児科医の次男として生まれる。57年、愛知県立時習館高等学校卒業。同年4月、名古屋大学医学部入学。63年、同大学卒業。70年より愛知県心身障害者コロニー中央病院小児外科に勤務する。99年、同中央病院長。現在、愛知県心身障害者コロニー(現・愛知県医療療育総合センター)名誉総長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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