内容説明
若狭・内外海半島の浦々に残る口承や文献から、“海幸山幸神話”の原型をなす「若狭彦若狭姫大明神秘密縁起」の謎を追い、日本を代表する絵巻物語『彦火々出見尊絵巻』の世界を探訪する。
目次
プロローグ 若狭湾と私
第1章 若狭彦姫神社と「秘密縁起」
第2章 彦火々出見尊絵巻をめぐって
第3章 彦火々出見尊絵巻おもしろ探訪
第4章 若狭彦姫神社と海幸山幸神話
エピローグ 「秘密縁起」の正体に迫る
著者等紹介
竹中敬一[タケナカケイイチ]
昭和8年福井県小浜市生まれ。昭和27年福井県立若狭高校卒。昭和32年早稲田大学第一文学部美術史科卒、中部日本放送(CBC)に入社。以後、主にドキュメンタリーを中心にテレビ番組を制作する。受賞作品に昭和43年『列車糞尿譚』日本民間放送連盟賞報道社会部門金賞、『木曽の四季』文部省芸術祭優秀賞、『淡墨の桜よ!宇野千代と子供たち』前島賞ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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