内容説明
今はなき水辺の面影を求めて。ビルの建ち並ぶ繁華街や多くの自動車が行き交う道路にも、かつては長閑な田園が広がり、水を湛えた川や池があった。
目次
第1章 名古屋東部の新田開発と猫ケ洞池(公園の一部として生き残った「ため池」;沢水を集めてつくられた猫ケ洞池 ほか)
第2章 たくさんの小川を集め流れた山崎川(人為的に変化している山崎川の水量;山崎川の水源になっていた流域のため池 ほか)
第3章 山崎川周辺のため池(三日月のような形をしていた鼎池;萩の名所から桜の名所に ほか)
第4章 繁華街・今池を流れていた何本もの川(今池へと導かれた猫ケ洞池の水;今池の新田開発 ほか)
第5章 名古屋台地を潤した湧水と幻の精進川(名古屋台地から湧き出る水;河童や大鰻が住んでいた川 ほか)
著者等紹介
前田栄作[マエダエイサク]
1950年、名古屋市生まれ。愛知大学文学部哲学科卒。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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