出版社内容情報
おじいさんおばあさんから代々語りつたえられてきた日本民話のなかから,働きものの若者と娘を主人公にした2編「ききみみずきん」「うりこひめとあまんじゃく」を選んで,美しい絵本にしました.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
59
これもまた不思議な物語。藤六という人が運び屋をしており、その出かける前にお母さんからボロボロな頭巾をもらった。その頭巾はすずめの声や木の声、石の声が聞こえる不思議な頭巾だった隣町の娘さんが病気だとすずめから教えてもらい。娘さんの病気を治すために木の声や石の声を聞いたりする物語。2020/06/12
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
33
「ききみみずきん」「うりこひめとあまんじゃく」の民話2話。全く内容は覚えてなかった。初山滋さんの絵がピッタリ。2023/09/03
ちえ
29
「ききみみずきん」「うりこひめとあまんじゃく」の2つの民話。初山滋さんの絵がとても良い、モダンだ。ききみみずきんの藤六が優しいなぁ、最後のお母さんとの会話にちょっとウルッとする。瓜子姫の話は色々なバージョンガーディアンあるようだが、こちらはあまんじやくの悪戯のめちゃめちゃぶりが激しい。それでも最後も優しさがあって子供には安心できると思う。このシリーズは子供の頃家にかなりあったけれど、これはあったかなぁ。思い出せない。 2023/11/12
gtn
21
「うりこひめとあまんじゃく」の一篇。ストーカーやDV加害者の本性は臆病である。相手の弱みには徹底的に付け込んでくるが、被害者の取り巻きが強いと分かると近寄ってこない。2019/12/26
メタボン
21
☆☆☆★ ききみみずきんのお話って、こんな話だったかと感慨深かった。エコロジー思想だったんだな。2016/11/19
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